資格を取って転職したい!そんな時に利用したい公的機関をご紹介

転職を決意したものの自分には社会経験しかない…キャリアはあるけど資格がないという人も最近では非常に増えていますが、資格というのは転職の時に強い武器になります。

そんな資格を取るための公的機関はあまり知られていないものですが、費用も安く短期間で資格を取得できるので手に職をつけたい人の強い味方となります。

いわゆる職業訓練校と呼ばれる公的機関は各都道府県の職業安定所が窓口となって半期や数ヶ月に一度、面接を行って受講の合否を決めています。

職業訓練校ではCADや自動車整備士、また板金の技術取得や調理師や介護士など幅広く資格を取るための学科を用意しており、どの資格を取得するかによって通う施設や期間も設定されています。

詳しくは職業安定所へ出向いて訓練校への申込み倍率や入校時期などを確認しておきましょう。

この職業訓練校へ通う最大のメリットは、通う期間に合わせて失業保険の給付期間が延長されたり他の民間企業であればかかるはずの授業料がないという点です。

つまり教材費だけで資格を取ったり経験を積むことができるので、もしも未経験で転職をしたいと考えている人はすぐに面接を受けるのではなくこういった職業訓練校へ通いながら面接を受けに行くのも賢い転職法だと言えます。

こういった施設を利用して再就職を目指せば確実に有利な上、職業訓練校にしか届かない求人票もあるので他でいくら調べても出てこない求人に出会える可能性があるのも魅力的です。

資格がない人にはこういった施設での経験や資格取得が今後の自分の糧となるので、公的機関を利用して自分のスキルアップをしていきたいですよね。

また年齢に制限のある学科もあるので、もしも若いうちに資格取得を目指したい人は早めに行動してみるのも良いでしょう。

特に需要があるのは介護系ですが、体力に自信のない人やパソコンに詳しくなりたい人はCADを勉強できる学科や電気設備について勉強できる学科に申し込んでみるのをオススメします。

最近では民間企業を利用して職業安定所がその費用を一部もしくは全部負担して民間企業で資格取得を目指したり、またはポリテクセンターと呼ばれる職業訓練校で毎日平日朝から夕方まで通って勉強するというコースがあります。

自分で毎月月額を払って土日だけ学校へ通ったり通信教育で資格取得を目指すのも自分のペースでできるので効率的ですが、こういった公的機関を利用すれば費用をかけずに高いクオリティの勉強もできます。

学校とは違ってあくまでも必要な資格を取得するための施設なので、資格を取得したいという人にはぴったりです。

また意外と知られていませんが高校を卒業してすぐに入校することもできますので、将来子供ができた時に自分がやりたいことがなくて就職したいと言い出したときにはぜひこの職業訓練校でまずは資格取得を勧めてみてください。

こういった経験値を積んだり、資格を取得する事は将来的に大きなプラスとなります。

そして職業訓練校には様々な年代の人がいるので情報交換も出来ます。

いろいろな人生を歩んできた人達の話というのは聞いていて非常に参考になるものです。

そこでしか出会えない人達とのつながりを大切にして、毎日勉強して資格取得に励むのも充実した毎日を送れることでしょう。

分からない点は都道府県の管轄職業安定所へ問い合わせて申込みをしてみるか考えてみましょう。

もちろん都道府県のホームページに案内がある場合もあるので、それらの募集要項をよく読んで自分が該当するか否か、どの学科に通いたいかをしっかり見極めて応募しましょう。