転職の際に避けて通れないのが面接ですが、自信を持って面接に臨める人はあまりいないものです。
しかしあなたを採用するか否か企業側として判断するためには面接という短時間で行われるものですので、この面接でいかに好印象を持ってもらうかが勝負となるでしょう。
そんな面接のコツをご紹介していきますので、あまり慣れていない人や今後転職を考えている人はぜひ参考にしてみてください。
まず、上手に転職する人はどういった受け答えをしているのでしょうか?
1.目を見てハキハキと答える
2.過去の経歴を聞かれたり経験を聞かれた時に詰まったり言葉を選ぶ動作がない
3.最後に「何か質問はありますか?」と聞かれた時の返答を用意している
4.なぜ転職したいかをポジティブな理由で説明できる
5.現在の職場のネガティブな部分は言わない
これらは簡単そうに見えてなかなかできないものです。
まず相手の目を見てハキハキと答えることで、面接官のあなたに対する印象は視覚的にプラスへと働くでしょう。
時に笑顔や常に口角を上げる事を意識すればさらに良い印象を与える事が出来るので表情について意識してみましょう。
そして過去の経歴を聞かれたり、前職を退職した理由を問われた時は言葉を選んだり「えーっと」や「あの」などの言葉を避けてスムーズな受け答えを心がけましょう。
言葉に詰まると言い訳を探しているように見えてしまう上、面接時に必ず聞かれる内容ですので答えを用意しておくのは面接を受ける準備として当然です。
そして一番重要なのは「何か質問はありますか?」と企業側から聞かれた時の返答についてです。
転職がうまくいく人は「この会社に入るために何か勉強したら良いという内容はありますか?」というきわめてシンプルでポジティブな質問をしています。
大体の人は「ありません」や福利厚生面など無難な質問をしてしまいがちですが、この会社で働きたいという意思を伝えるためにはそういった自己啓発のアピールも大切です。
ぜひこの質問を活用して企業側に良い印象を与えてみましょう。
面接時に気をつけたいのはネガティブな発言は避けて、スキルアップや自分のキャリアアップなど未来を見据えた発言を心がける事です。
とにかく仕事を辞めたいから、または今の職場の気に入らない点などを述べても相手にとってマイナスな印象を与えるだけです。
自分が今までその企業でがんばってきた功績やこれからやりたいことがあるなど具体的にプラスな発言をすれば相手も「この人ならがんばろうだろう」と評価するものです。
ぜひ今後の面接では意識的にプラスな印象を与えるような行動を心がけていきましょう。
入室時や退室時から面接は始まっています。
「失礼します」や「失礼致しました」だけでなくノックは3回、また面接官が来たら立ち上がって挨拶するなどビジネスマナーを怠らないように心がけましょう。
履歴書を渡したり職務経歴書を渡す時は両手で、また相手に開きやすいように書類を相手側に向けて渡すのは礼儀です。
書類選考などで先に履歴書を送ってしまっている場合でも当日きちんと用意して渡せるように準備しておきましょう。
そして電話での面接応募時にも「何か持って行くものはありますか」と質問して、準備万端の状態で面接に臨めば気持ちにも余裕ができます。
短時間勝負となる面接ですが、とても重要なものです。
「この人材を雇いたい」と思ってもらえるような立ち振る舞いをしていきましょう。