紹介型派遣って何?正社員への道が約束される転職とは

転職を考えているけど正社員の求人がなかなかない!それでも正社員で働きたいと考えている人にぜひ知っておいて欲しいのが紹介型派遣という正社員前提の派遣制度です。

この紹介型派遣というのは一般的な派遣とは違って試用期間が3ヶ月程度あり、お互いに正社員になる合意ができた時にそのまま正社員へと契約をする制度です。

最近では職業安定所や求人情報誌に募集をかけても企業が求める人材が来ないなどの理由から、この紹介型派遣を利用する企業も増えており、派遣会社が適切な人材を企業へと紹介して面接するというのが増えているのです。

紹介型派遣を利用するためには、まず派遣会社へ登録する必要があります。

そして派遣会社で能力を測ったり、もしくは面接や職務経歴書を作成してあなたのキャリアを把握した上でどのような企業へ紹介するか見極められます。

紹介型がなかなか見つからない場合は一般派遣で無期限の契約をして、欠員補充や新規事業立ち上げの時に正社員になるチャンスをうかがうのも一つの方法でしょう。

しかし紹介型派遣というのは派遣会社側が自信を持ってスタッフを送り出し、そのまま正社員を前提とする契約を交わすのでよっぽどのことがない限り試用期間だけで満了することはないでしょう。

この紹介型を利用する企業というのは人員を選んだり面接する手間を省いて即戦力となる人材が欲しいという目的があるので、派遣先となるのも大企業か中規模の企業が多く普段は募集がかからないような企業への就職ができる最大のチャンスとなります。

こういったチャンスを増やすために、派遣会社へ登録するのも1社ではなく複数社へ登録してみましょう。

そうするとそれぞれの派遣会社が得意とする業界や企業からの求人が入ってくるので、あなた自身のチャンスもずいぶんと広がります。

それ以外にもあなたがどういった仕事をしたい、どれくらいの月額が欲しいなど派遣会社との面接の時にしっかり申告しておけば派遣会社の人材コーディネーターが企業とあなたを結びつけてくれるでしょう。

派遣会社としても1人でも多くのスタッフを企業へ送り込みたいという目的があるので、あなたのスキルが高ければ高いほど送りやすくなる事でしょう。

そのためにも働きながら資格取得を目指したり、通信教育など受講して資格を取得するのも空いた時間を有効活用できる上、転職のチャンスを増やすきっかけとなるでしょう。

実際に働きながら医療事務の資格を取った人が派遣会社から医療事務の派遣の仕事を紹介され、それは決まらなかったもののその他の事務の仕事へ紹介型派遣で就職したという例もあります。

自分の保有する資格がきっかけとなってその他の仕事でも転職できたらありがたいですよね。

待っているだけでなく自分のスキルアップを日々行う事はこういったチャンスを広げる絶好の機会となります。

職業安定所や求人情報誌に出ている求人よりも倍率が低く、一般的に出回っていない求人に出会えるのがこの紹介型派遣の強みともいえるでしょう。

この機会にまずは派遣会社へ登録し、自分自身を派遣会社や企業へと売り込んでいきましょう。