勤続年数はやっぱり大切?転職の時に重要なポイント4つ

転職時にネックとなるのが転職回数や勤続年数などあなたがどれだけの職務経験をしてきたか、そして退職理由やその職場での適応能力がポイントとなります。

勤続年数が短く転職を繰り返している人は企業側としてもせっかく仕事を教えても退職されては元も子もないと考えるので採用を躊躇しがちです。

転職の時に気をつけたいチェックポイントを4つご紹介しますので、面接を受ける前に今一度確認しておいてください。

まず1つめに、短期間の転職はリスクがある事を覚えておきましょう。

例えば3ヶ月以内に退職したのであればその企業と自分の方針が合わなかったから退職したのだと明確な理由が説明できます。

しかし半年や1年で退職した場合、面接時に明確な理由を説明できるか振り返ってみましょう。

転勤を命じられた、または力仕事で腰を痛めたという理由や家族の体調不良など仕方ない理由と判断されるものであれば面接でも通用しますが、職場内の人間関係や社風が合わないなどの理由であれば採用する側もその人に問題があるのではないかと疑ってしまいます。

例えば残業が続きすぎて身体がもたなかったけどそれでも自分なりにがんばって1年働いてみたという理由であれば正直に申告して企業側に「精一杯やった」という印象をつけることはできますが、ただ仕事に不満を抱いていたり人間関係がゴタついたという理由はただのマイナス評価となります。

3年以上は1つの会社に勤務し続けてそれでも状況が変わらない場合に転職を考えましょう。

入社して1年というのは辞めたい気持ちが先行してしまい冷静な判断を出来ない場合もありますので、2年から3年かけてじっくりと耐え忍んでスキルアップにつなげましょう。

できるだけ転職回数は抑えて、自分の職歴を増やし過ぎないようにすると転職活動もスムーズに行えます。

そして2つめに、人間関係が原因で転職や退職を考えた場合は面接では絶対言わないようにしましょう。

例えば「部署を変えられてその部署での仕事内容が物足りなかった」など将来を見据えてスキルアップや自己啓発をしたいんだという退職理由にして、企業側にプラスの印象を与えましょう。

こじれがちな人間関係は広く浅く、そしてあまり深入りせず仕事とプライベートをきっちり分けることが大切です。

3つめは転職は30代前半までに生涯勤める企業を選ぶつもりで行いましょう。

男女問わず、20代の転職は比較的決まりやすいものですが30代となると採用する側もこれまでどれだけのスキルがあるか、また1から教えてすぐに吸収できるかどうか不安に感じるものです。

大手企業に勤めたい場合は特に若いうちに、そして転職回数も少なめに、さらに派遣や契約社員で最初は入社するのが一番の近道といえるでしょう。

最後に4つめは、退職したいと思った時から1年は仕事を続けてみることです。

転職したいと思った瞬間やその数ヶ月以内に行動を起こしてしまうと無計画なまま転職活動をするようになります。

やりたい仕事や就きたい仕事を探し、面接を受ける前に必要な経験や資格を確認し、求人がどれだけあるか確認するというプロセスが大切です。

さらに転職するつもりで今の仕事をがんばってみればそれまで見えなかったものが見えてくる可能性もあります。

一番求人のある時期は賞与をもらった後のタイミングで夏か冬、もしくは新年度が始まる2月から3月にかけて一番チャンスが多いものです。

しかし先ほども記述したとおり、短期間での転職はデメリットが大きいので翌年、または2年後など計画性を持って行動しましょう。