長年勤めてきた職場では要領も分かっているし仕事も自分で調整しやすくて居心地が良いものですが、一度しかない人生思い切って転職したいと思う人も少なからずいるのではないでしょうか。
新しい職場では自分にとって新鮮な経験や新しい人間関係など今までとは違う環境で一から覚えていく必要があります。
そんな時に覚えておいて欲しい注意点を3つ紹介しますので、転職が決まっている人もこれから転職する人も参考にしてみてください。
まず1つめに、入社後に必要な書類や準備するものは入社する前に確認しておきましょう。
面接時に必要なものを言われる場合もありますが、採用の連絡が来た時に「何か必要なものや準備しておいた方が良いものはありますか?」と聞くだけで相手の印象もよくなります。
それだけではなくあなた自身が困らないためにも準備しておくべきものを把握するというのは非常に大切なのです。
そして気をつけないといけないのが労務関係で前職の離職票や健康保険資格喪失証明、またその年の源泉徴収票は用意しておきましょう。
それ以外にも必要だといわれた書類に関しては入社前に準備しておくのは社会人としての大切なマナーです。
これらは自分の印象だけでなく今後の仕事のしやすさにも関わってくるので覚えておきましょう。
そして2つめに、通勤は余裕を持って勤務開始30分前に到着することを意識しましょう。
慣れない通勤には渋滞や公共交通機関のトラブルなど、どんなアクシデントがあるか分かりません。
入社してすぐに遅刻してしまっては申し訳が立たない上、時間にルーズだという印象を与えてしまいます。
さらに30分前に出社して前日教わった仕事をおさらいしたり、新しい仕事があるか、また先輩がどんな作業をしているか確認しましょう。
そして自分の1日のスケジュールを確認したり組み立てたりして、落ち着いて仕事に取り掛かれる状況を作るのは重要です。
さらにできればデスク周辺を掃除する余裕があれば尚良いでしょう。
整理整頓された状態で業務に取り掛かるとスムーズな上、書類をなくしたり混ざってしまう恐れがなくなります。
掃除は家庭でも仕事でも非常に重要です。
仕事に取り掛かる前に自分の心のゆとりを持つためにも掃除してみるのをオススメします。
最後に3つめですが、教わったことはすぐにメモを取りましょう。
何度も同じ事を聞かなければいけなくなるので、教わったことをメモするというのは非常に大切です。
殴り書きでも良いのであとで清書するなどして、とにかく教わった瞬間にメモを取る癖をつけましょう。
これは仕事に慣れてからでも同じです。
メモを取らないと上司や同僚、また取引先に依頼された事を忘れないためにも非常に重要です。
ToDoなど自分がするべきことを記入したり、備忘録を必ず取るようにして指示や依頼を忘れないようにしましょう。
入社当時に教わった内容を何度も聞いてしまうというのは恥ずかしい上、教えてくれた相手にも失礼です。
転職というのは最初の印象が非常に重要ですので、これらの社会人として当然のマナーをこなせる人ほど今後の仕事がスムーズに行えるのです。
「社会人として当たり前の事を当たり前にする」というのを意識しながら、すぐに企業にとって即戦力となれるようがんばりましょう。
またそのほかにも挨拶やゴミ出しなどを自分から積極的に行って自分が一番後輩なんだという意識を持って仕事にとりかかりましょう。
そういったあなたのふるまいにきっと上司や先輩も好印象を抱いてくれますのでぜひ実践してみてください。